怪談分類
暑くなってきて、怪談の季節になってきた。
実話怪談の人には必要ない、創作怪談を作る上で問題となるだろう覚書みたいなもの。
全滅 or 一部生存
語る人など、登場人物の一部または全部が生存する怪談がほとんど。当たり前といえば当たり前。
全滅してしまったら、誰が語るのだ?という話になってしまう。
全滅でも一応、解決策はあるにはある。
1、当事者が生前、手紙等を送っていた。
2、状況証拠から類推
3、サイコメトラー的な能力を使う
4、輪廻転生
1、当事者が事象の発生中に手紙等を寄越して怪奇現象が判明する。
2、現場に残された状況から類推する。
例えば、泳ぎが得意なA君がこんな流れの遅い、足のつくような川で溺れて気絶したのは
霊に足が引っ張られたからに違いないなど。
3、超能力で遺品などから状況を再生して怪奇現象が発覚。ホラー映画などで良く見られる手法。
4、怪奇現象で全滅したものの、輪廻転生して思い出すというもの。3に似ている。
怪談的に使えるのは1と2ぐらいかなぁと。
2は怪談の基本とも言える。確認すると、誤認とわかってしまうので、怪談では確認はしない、してはいけない。
溺れた理由をA君に聞いたら、川は増水して流れが急で深かったし、2徹でフラフラしてたし、足がつったから溺れた、霊?何それ。
みたいなことになり兼ねない。
3と4はあまりにも作り物くさくなるので、お好みで。
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